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『BIGIN The DIGGIN’』のマジメな真意。

『BIGIN The DIGGIN’』
もちろんフリオ・イグレシアスのシャレ(一応知らないひとのために言っておくと『Begin The Beguine』)でスタートしてますが、ババクールの中島氏にインスパイアされたのが大きいのです。

ババクールは80年代からカルチャー色の強いファッションを扱う、現会長の大内さんがオープンさせた水戸の老舗。
僕も中島氏も高校生の頃から夢中で通ってました。
中島氏はその後こちらへ就職し、現在は代表となってます。
僕は彼の接客姿勢を、とても尊敬しています。
お店に来るお客さん、特に若い世代に、洋服の持つ背景や付随する音楽などの情報もきちんと伝えながら「いかに人生を楽しむか」を販売しています。
ちょっとしたきっかけで何かに興味を持ち、後は好奇心の赴くままに深く掘っていけば、自然と今までとは違う価値観に気づき、見る風景が変わってくる。
これは僕と中島氏が十代の頃に体験したことそのもの。
古いけど自分たちにとって新しい音楽を聴き、少ない情報を頼りにさらに深掘りし、さらなる感動を求めることをひたすら続けてた日々。
自身の体験をもとに、そんなちょっとした自己変革のきっかけになるような接客を、押し付けがましくなくさらりと自然にやっているところが素晴らしいな、と。
だからそう、僕もちょっとした後押しになるように『BEGIN’ The DIGGIN』というTシャツを作りました。
好きなことを見つけて、それに興奮し、人生をより豊かに楽しんで欲しいな、という気持ちは同じですから。

水戸の街も自分が高校生の頃と比べたら、随分静かになってしまった。
どこの地方都市もそうかもしれないけど。
でもババクールに遊びに行くと、音楽の好きなお客さんなんかが集まってワイワイやってる。
イベントで来たDJやアーティストも多く立ち寄る。
水戸の街にババクールが健在だということは、とても重要で、ほんとに多くの意味がある。
だから僕もこれからまだまだ一緒に盛り上げるお手伝いができればいいな、と思っているのです。

BEGIN The Digging’ Tシャツはこちら

チャンネル主のシノブさんとやっているYouTube動画。
懐かしの水戸の街話。

水戸にお立ち寄りの際はぜひ。
水曜日が基本的にお休みです。